退職が出てしまったら…
今まで一緒にがんばってきた仲間が、残念ながら退職することに。
とはいえ、落ち込んでばかりもいられません。
残された仕事をこなすためにも、新しい人材を採用しなければ。
ここでは、もし退職の申し出があったらどうしたらいい?
という疑問にお答えします。
退職者から回収するものと退職者に渡すものがある
まずは退職者から回収するものがあります。ひとつが「健康保険被保険者証」、ほかに社員証、入館証、会社携帯、鍵、パソコン、事務用品などの貸与物など、該当する人を確認してきちんと回収するようにしましょう。
退職者に渡すものは、源泉徴収票、雇用保険資格喪失証、離職票、その他退職者から預かっているものなどとなります。雇用保険の手続きは、退職した翌日から10日以内に「雇用保険被保険者資格喪失届」他必要書類を管轄の職業安定所(ハローワーク)に提出を。手続き漏れで、今まで活躍してくれたスタッフが困ることのないようにしてあげましょう。住民税の手続き等もお忘れなく。
くわしくは各専門家か管轄の職業安定所(ハローワーク)へ。
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現場を混乱させないためにも次の採用計画をしっかり立てよう
誰かが辞めるということは、その1名分の仕事を誰かがうめなければいけないということ。さらに、今まで任せてきた業務を引き継ぐための期間も設けなければいけません。そのため求人募集は退職してからではすでに遅く、退職の申し出があった時にはすぐに準備に取りかかりましょう。採用の準備は後倒しになるほど大変なことになります。早めに動き出しましょう。
採用までのスピードを優先するなら、掲載までのスピードが比較的速いインターネット求人サイトがおすすめ。じっくりと人材を見極める時間があるなら、コストに見合った採用方法を選択しましょう。
切羽詰まったらスタッフに頼ろう。人のつながりは採用でも効果的
「退職者もいるのに、なかなか採用に時間をかけられない」という雇い主の方も多いかもしれません。そんな時の裏ワザが、在籍しているスタッフによる「紹介」です。まず、スタッフの友人・知人で仕事を探している人がいないかを確認。次に「どんな理由で現在仕事をしていないのか」をヒアリングします。もしスタッフが理由を知っていれば、その人に合った労働条件を事前に提示できます。働いているスタッフにリアルな仕事の様子を語ってもらうことで、安心材料を伝えることもできるはず。クチコミは意外と効果的なのです。